解剖
足関節には内側の三角靱帯と、外側の前距腓靱帯・踵腓靱帯があります。
足関節内がえしで受傷する外側靱帯損傷が全体の90%を占めます。
足首
Medical
外力が加わり、関節包や靭帯が損傷することを捻挫と言います。骨折や脱臼を伴わないものです。
足関節には内側の三角靱帯と、外側の前距腓靱帯・踵腓靱帯があります。
足関節内がえしで受傷する外側靱帯損傷が全体の90%を占めます。
問診によって捻った方向を確認します
ストレスX線撮影(前方引き出し・内反ストレス)で不安定性を確認します
エコーで靱帯の連続性や不安定性を確認します
MRIで靱帯損傷の部位と程度を確認します
Elevation挙上
エコーもしくはストレスX線撮影で緩みの評価をします。
軽度の緩みにはテーピングや包帯固定、高度の緩みにはシーネ固定を行います。6週間シーネ固定後も高度緩みがある例は手術療法になることがあります。
腫脹と安静時痛が軽減したところで運動療法を開始します。
十分な背屈と片脚ジャンプが可能になるとスポーツ復帰となります。しばらくはテーピングや装具を装着することをおすすめします。
Elevation挙上