診療案内
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肩関節に痛みと拘縮(=関節が固まって動きにくくなった状態)があるものを、肩関節周囲炎と言い、このうち50歳前後に出現するものを五十肩と言います。
①烏口突起、②上腕二頭筋長頭腱、③腱板・腱板疎部・肩峰下滑液包、などの肩関節前方要素の炎症などが引き金となります。
手関節は橈骨、尺骨、および8個の手根骨から成ります。
橈骨と尺骨の遠位部の関節は遠位橈尺関節(DRUJ)と言います。DRUJ、尺骨遠位、手根骨をつなぐ支持組織は三角線維軟骨複合体(TFCC)と言います。
腰痛は非常にメジャーな疾患です。およそ80%の人が生涯に経験します。日本の有訴率では男性1位、女性2位の疾患です(2022年)。腰痛の原因としては、腰椎椎間板ヘルニアなどは有名です。このように原因が特定できる腰痛を特異的腰痛と言います。一方、原因の分からない腰痛を非特異的腰痛と言いますが、腰痛全体の85%を占めます。特異的腰痛を列挙します。
歩行時や立ち座りなどの姿勢を変えたりする際に痛みが出ることや太ももやふくらはぎにも痛みが出ることがあります。重症度が増すと安静時や夜間にも股関節痛がでるようになり、可動域が制限されて靴下を履くことや爪を切るといった日常動作まで制限されるようになります。
DR(デジタルラジオグラフィー)、MRI(磁気共鳴画像診断)、超音波、Cアーム型透視X線機、骨粗しょう症前検査、尿検査、血圧測定、血中酸素飽和度モニターなどの検査を行っています。
リハビリテーションとは、事故や怪我、加齢などにより、痛みや各関節の可動域制限などが生じてしまい、身体の不調や、失われた機能を再び獲得するためのアプローチです。当院は運動器リハビリテーション(I)の施設基準を取得しており、理学療法士が運動機能の回復を目的とした運動療法を行っております。
関節リウマチは免疫異常により関節が腫れたり痛んだりする病気です。
初発症状は関節の痛みや腫れ、だるさ、朝のこわばりなどが出現します。進行すると関節痛は数関節に拡がります。適切な診断治療が行われないと不可逆的な関節変形が出現し、日常生活動作が低下します。
高尿酸血症の結果として、出現する急性関節炎を痛風と言います。
具体的には高尿酸血症の結果、関節内に尿酸結晶が析出し、それに対してサイトカインが放出され、炎症滑膜の増生・骨の侵食が起きます。
各々の神経痛、関節痛に対して局所麻酔剤、およびステロイド剤を目的の神経や関節に直接、またはその近くに注入します。
一時的に患部そのものの痛みを軽減させるだけではなく、痛みによる反射的な血管の収縮や、筋肉の緊張を抑えることで、長時間疼痛を軽減させることも可能です。また、その効果を判定することで、診断に重要な役割を果たします。
日本の65歳以上の高齢者が占める割合は2019年度調べで28.4%となり、世界でも有数の超高齢社会となっています。
2019年の日本人の平均寿命は女性が87・45歳、男性が81・41歳で、いずれも過去最高を更新しました。今後も平均寿命は延びていくものと予想されています。
ご自宅でセラピストが行う個別のリハビリテーションで、介護保険制度を利用し受けられるサービスです。そのため、当院医師とはもちろん、地域のケアマネージャーや他介護施設と連携して介入することができます。