1:痛みの治療 | 腰痛、肩こり、手足のしびれ、神経痛、腱鞘炎、筋肉痛など |
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2:捻挫の治療 | 関節の捻挫、むちうち損傷など |
3:骨折の治療 | 手足の骨折、脊椎の骨折など |
4:脱臼の治療 | 関節の脱臼、突き指など |
5:外傷の治療 | 打撲、肉離れ、腱断裂、切り傷、すり傷、やけどなど |
6:加齢による変性疾患の治療 | 骨粗鬆症、関節の変形など |
7:リウマチ関連疾患の治療 | リウマチに対するメソトレキサート・生物学的製剤を中心とした治療 |
8:脊椎変形の治療 | 斜頚、側弯に対する治療 |
9:東洋医学 | 漢方薬治療、つぼマッサージなど |
整形外科では、骨・筋肉・神経といった運動機能に関わる疾患を取り扱っています。
肩凝り・腰痛・手足のしびれなど脊椎に起因するものや、股関節・膝関節などの関節の痛み・スポーツ外傷などです。
一般的なケガ、擦り傷・切り傷・打ち身・捻挫・突き指なども整形外科の専門分野です。
主な疾患・症状としては・・・
骨粗鬆症、五十肩、腱鞘炎、腰痛、肩凝り、椎間板ヘルニア、四肢の骨折、脱臼、捻挫、擦り傷・切り傷の縫合など
骨粗鬆症とは、「骨強度の低下によって骨がもろくなり、骨折リスクが増大した疾患」と定義されています。
加齢と密接な関係がありますが、特に女性の場合閉経後女性ホルモンの低下により骨密度が低下します。男性でも75歳以降や前立腺がんホルモン療法で骨密度が低下します。
骨粗鬆症になると、下肢のつけ根や手首、背骨などに骨折が起こりやすくなります。特に下肢のつけ根の骨折が原因で寝たきりになるケースが増えています。
原因に応じた治療を施す必要があります。
免疫の異常に基づいて全身の関節、血管を中心とした炎症症状を呈する一連の疾患を膠原病と呼び、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎などがこの中に分類されます。
関節リウマチとは、全身の関節に左右対称性に腫れや痛みが生じる疾患です。
その他に起床時の手足のこわばり、全身の倦怠感や発熱、しびれ、などの症状がでるときもあります。進行すると、関節の骨や軟骨が破壊されて関節が変形し、日常生活動作が著しく障害されます。
近年はメソトレキサートを中心とした抗リウマチ薬や、生物学的製剤が多く開発されリウマチの寛解が達成できるようになりました。
診断基準も改訂され早期発見・早期治療が可能となり、より専門的な医療が求められています。
リハビリテーションとは、身体・精神の失われた機能を再び獲得するためのアプローチです。
当院は運動器リハビリテーション(Ⅰ)の施設基準を取得しており、理学療法士が運動機能の回復を目的とした運動療法を行っております。
その他にも疼痛緩和を目的として柔道整復師によるマッサージや、授動術などを実施する運動器リハビリテーション(Ⅲ)の施設基準を満たしております。
物理療法における最新機器も揃えております。