整形外科 | |
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検査機器 | レントゲン エコー MRI (整形外科により違いあり) |
対応疾患 | 急性期疾患(捻挫・骨折等) 慢性期疾患(腰痛・膝痛等) |
薬の処方 | 医師が処方 |
注射 | 医師・看護師が実施 |
リハビリ | 医師の診断にもとづく リハビリ治療と電気治療 |
後遺障害診断書 | 医師が作成 |
「事故後すぐに治療に来てればもっと改善していたかもしれないわね」と徐々に痛みが悪化するむち打ち症で、悔しい思いをしている患者様を多く診てきました。
私自身も、専業主婦の方でも休業補償が出るなどの保険の知識を詳しく知っていることで損をしない患者様がもっといたかもしれないなどと、後から知識を得て悔しい思いばかりをしてきました。
今では、補償内容等にも詳しくなりましたので、患者様が安心・納得するまでご説明させていただきます。
事故時の記憶は日が経つと曖昧になり、加害者が自分に都合よく供述を変えることもあるため、被害者側が事故の状況を記録しておくことが大切です。
事故現場の記録で重要なポイントは、具体的に次の点です。
➡衝突地点、衝突の個所・程度、被害者の転倒位置、車両の位置関係、タイヤ痕・スリップ痕の位置・長さ、車両の破損の状態など。
➡事故発生の時刻、天候、道路の幅、路面の状態、信号機、横断歩道、照明、樹木、標識、交通量、交差点の見通し、交通規制の有無など。
記録には、写真や図面が便利です。スマホや携帯のカメラで様々な角度から事故状況や破損個所を撮っておきましょう。ドライブレコーダーを搭載していれば、事故発生時の映像を確保することも重要です。
交通事故治療における治療費は、加害者の加入している自賠責保険等で支払われるため、基本的には、患者様へのご負担はございません。自賠責保険は車に乗るすべての方が入ることが義務付けられている保険です。
※相手が自賠責保険に加入していても、任意保険に加入していない場合には 、一旦被害者にが負担が生じること等もございます。詳細につきましては、弁護士にご相談ください。
交通事故の場合、下記の項目が補償されます。
1.治療関係費
・・・・・・・治療にかかった費用及び診断書代
2.交通費
・・・・・・・通院に際しての交通費(公共交通機関、有料駐車場、自家用車のガソリン代)
3.休業損害
・・・・・・・労働で得られていたはずの収入
4.慰謝料
※自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)とは、全ての自動車やバイクなど車両ごとに加入が義務付けられている「強制保険」です。交通事故の被害者が最低限の補償を受けられる事を目的とする、国の保険制度です。
※万が一、交通事故加害者が【任意保険に未加入、車検を受けていない、あて逃げ・ひき逃げ】等の場合も国の保障事業制度があり、加害者に代わり国が被害者に補償をします。